15年以上もの間、消防しかしてこなかった私でも、企業から毎日面談のオファーがくる。
今の世の中、どの職種も人材不足が課題、転職する時期としては悪くないようだ。
正直なところ、もっと探して探して探し回らないといけないと思っていたが、少し安心した。
就職先を決めるに当たって、自分の将来は何がしたいのか、自分の強みは何なのか、もっと深く自分と向き合う必要があった。
「このままではだめだ」と消防を辞めることを決めた。次はどんな未来を掴みたいか?
今までほったらかしにしていた自分との対話。目を背けずにちゃんと向き合ってみる。
どんな自分になりたいか?10年先の未来を想像する
10年先の自分はどうなっていたいか?想像してみる。
- 活き活きと働きたい。
- 妻や子供がお金を理由に何かを我慢することがないようにしたい。
- 家族とたくさんの時間をすごしたい。
- 心と身体が元気でいたい。
といった目標がある。
消防士のままでは叶えることができないものばかり。
今は漠然としているが、これを5年後、3年後、1年後、半年後。とゆうように網の目を細かく、もっと具体的な目標に落とし込んで突き進んでいきたい。
今の自分の気持ちと国会議員の麻生太郎氏の言葉がすごくマッチしていたので紹介したい。
朝、希望をもって目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る
麻生太郎
シンプルだけどとても深く、至高の名言。
このように生きたいと強く願う。
自分の強みは何か?
「コミュニケーション能力」と「チームワーク」だと思う。
2つとも元から持っていた性格に消防で勤務したことで磨かれた部分である。
コミュニケーション能力
単純に会話を通じて仲良くなる。ということではない。
言葉やニュアンスから色々な背景を読み取ったり、言い回しや表情を見て本当は何を伝えたいのか、などを読み取るセンサーは異常に発達していると思う。
その上で自分と相手との間に最適な距離に身をおき、相手の立場に立って物事を考えられる。
これは救急現場で磨かれた能力である。災害現場を評価して、あらゆる可能性を考える。初対面の患者と出会って数分以内にいつからどのような症状があるのかといった情報を聴取し、まとめる。そして、どこの病院に搬送するか選定し、病院関係者にわかりやすく現場の状況を伝える。これを毎日毎日繰り返した結果得られた能力である。
口で伝える能力はもちろんだが、、人の話に耳を傾けて、適切な質問をしながら相手の想いを聴く能力に自信がある。
チームワーク
1人で全部するより、みんなの得意を集めたほうが、物事は上手くいくことを理解している。
そのために自分が苦手な分野もわかっているし、そこは人に任せるとゆうスキルもある。
その分自分が得意なことは率先してする。
またチームの内のことは自分のこととして捉えるとゆうマインドをもっている。
他人事ではなく自分事。
「コミュニケーション能力」と「チームワーク」
この2つの能力こそが自分の強みであると考えている。
そこに日々の訓練やトレーニングを通じて鍛えられた体力、精神力を合わせて、何ができるのか?
しっかりと見極めていきたい。
学歴もスキルも資格もないが、全く何もしてこなかったわけではない。
10年後の幸せな未来に向かって、自分の強みを活かせる職場を選ぶ努力をする。