2024年3月31日で退職した100日後に辞める消防士です。
転職後、月日の流れが恐ろしいほど早く、あっという間に4ヶ月が経過しました。
最近、消防時代に親しくしてくれていた人から連絡をもらうことも多いので、読者の皆様にも報告させて頂きます。
(ちなみに、辞める時にあーだこーだと文句を言ってきた人たちからは一度も連絡ございません。)
わかりやすく、超端的にお伝えするとすれば、、、
「消防やめてよかったー!」です。
これだけでは何も伝わらないと思いますので、なぜ?の部分を項目ごとに分けてお伝えしたいと思います。
この記事を読めば、辞める前と辞めた後、4ヶ月での変化が手に取るようにわかるので、是非最後まで読んでください。
お金
月の手取りで約8万から10万円下がりました。
消防時代の最後は救急隊員だったので、超過勤務手当が多く加算されていたことも関係しています。
ですが、金額の下がり幅は大きく感じますが、生活の満足度は下がっていません。
なぜなら、支出が減ったから。です。
消防時代には
- 毎日のコンビニコーヒーがルーティン化
- 頻回どころか乱発する飲み会
- 消防署での食費
- 職員同士の平日の遊びイベント
とたくさんの毎月毎月たくさんの出費がありました。
今は生活リズムも整い、付き合いで行く飲み会もなくなりました。
給与に関しても感謝の業績や自分の頑張り次第で伸びる可能性あり。
勤務体系
24時間勤務から土日祝休みになり生活リズムにもだいぶ慣れてきました。
妻や子供にとっても土日に私がいることが当たり前になり、週末のお出かけが楽しみです。
また、土曜参観や習い事など、24時間勤務の時には行けなかったり、休日の調整が必要だったのが、ほとんど参加できるようになっています。
仕事内容
転勤直前は救急隊。昼夜問わず救急車で走り回る生活が一変。デスクワーク中心の仕事へ。
仕事内容については、転職直後の会社全体としての仕事内容の把握や、人間関係の土台を作るフェーズから
4ヶ月経った今は与えられた仕事を丁寧にこなして、知識をつけて経験を積んでいるフェーズに移行しています。
周りのスタッフにも恵まれて、少しずつ慣れてきた部分もありますし、自分の成長を感じられています。
通勤方法
1時間30分の電車通勤から30分の車通勤へ。
太陽照りつける猛暑の中や災害級の大雨の中、満員電車に乗っての通勤はもはや考えられません。
生活や健康面
私が転職して良かったことは?と聞かれたら「健康になったこと」が上位にランクインします。
身体も心もとても調子が良いのを実感しています。
超不規則な仮眠、年中寝不足。
▶︎毎日自宅のベッドで眠れるように。
腹を満たすだけの爆速食事
▶︎ある程度決まった時間にゆっくりと味わいながら
理不尽とも言える傷病者から要求によるメンタルストレス
▶︎社会人同士の付き合い
公務員というしがらみストレス
▶︎圧倒的な成果主義、非効率なことはしない職場環境。
仕事中の運動量は減りましたが、毎朝少し早く起きて軽い運動をしているので体型もキープできています。
身体がスッキリしてメンタルも安定、肌荒れも落ち着きました。
不定期に訪れていた原因不明の動悸や頭痛もほとんど感じなくなりました。
家族に「おはよう」と「おやすみ」が毎日言えるようになり、妻も夜勤がなくなったので今の方が安心感もあって良いと言っています。
特に土日のワンオペがキツかったのでこの勤務体系の方が良いとのこと。
生き方
私は自分で選んだ人生を生きています。
誰かの言われた通りや、組織の決まりで仕方なくやっている自分から抜け出しました。
実際に消防をやめて4ヶ月が経った今、消防やめなきゃよかった。と思ったことは一度もありません。
定年まであと約20年、消防士だけやってていいのかな。って感じることが多くなり、いつの間にか自分の中で見過ごすことができないほどにその悩みは大きくなりました。
自分としっかりと向き合い、人生の大半を過ごしてきた消防というものを手放すことで新たなものを手に入れようとしたのです。
今の仕事の中でも自分が他人のためになっているというのを感じられているし、記事にも書いたように、明らかに人生の満足度が上がっているのを感じています。
これから目指すのは、家族を安心させてあげたい。
仕事ができるようになれば、会社の人が楽になり、世間の人々に還元することで社会貢献にもつながる。
勇気を出してやめてよかった。
新たな目標も見えてきました。
これからもっと成功してみせます。
本当にこのままでいのかなって感じているあなたに少し勇気を与えられるように。