【転職】消防士を辞めた人達の末路 消防退職者と食事会に行ってきた

近年、私の消防本部では、若い世代(20代30代)の退職者が増加しています

アラフォー消防士である私も、早期退職すると決断しました

消防を辞めると覚悟を決めた私も正直なところ心配はあります。「生活水準はキープできるのか」「生活のリズムはどうなるのか。」やってみないとわかりません。

その点、実際に転職した人達の話はリアルで、とても参考になりました。

この記事では食事会の中で「印象に残った言葉3選」を紹介します。

消防から転職を考えている貴方もきっと役立つ記事になっていますので最後まで読んでください。

目次

「消防士辞めても生きていけますよ!」

「なんとかなります!」

「まぁこの国では飢え死にすることはないよ」

先に転職した人達に言ってもらえると勇気がもらえました。

私自身、一番心配なのは安定を手放した後の生活です。

家族がある人もいたので給与や休日について聞いてみました。

給与

やはり、増えた人もいれば減った人もいました。

減った人は「今は少し減ったけれど、自分の頑張り次第で増える見込みがある」とのことでした。

不動産関係に転職した人(消防では後輩だった人)は、「消防署の誰よりも貰っている」と言っていました。

夢がありますね!

経済的な視点では、消防を辞めても今まで通りの生活水準をキープできているようでした。

私もそうなれるように頑張ろう!

休日

「平日の休みが無くなった」

「カレンダー通りの生活で予定が組みやすい」

「月に数回、土曜日の出勤もある!」

「休日は消防の方が多い」

「正月が休みなのは普通に嬉しい」

と言った声がありました。

子供がいる家庭持ちの私には、土日祝に家族のイベントが入ることが多いので、カレンダー通りの仕事の方が合っているかもしれません。

消防の隔日勤務の方、土日に予定があっても休暇を取るのって大変ですよね。

数年ぶりに曜日感覚が戻ってきた」という人の言葉には「なるほど!」と思いました!
(曜日感覚マヒは隔日勤務の消防士あるあるですよね!)

「民間企業は大変、だけど楽しい!」

「消防はみんなが無駄だと思っていることもなぜか年間行事として残り続けている。」

「直接利益に関係ないから業務改善がされない」

「無駄な報告が多い」

「大前提として、パソコンが少なすぎる」

「それに比べて民間は、ノルマもあるし、リアルに数字を求められる。休日も仕事のことが頭をよぎることもある。」

「だけど、自分の頑張り次第でプロジェクトが成功したり、顧客が満足したり、社会貢献できたりとやりがいはある。」

「結果が給与に反映されるから自然と頑張れる。」

「消防は良いも悪いもどれだけ頑張っても同じ給与だもんね。」

「というか、頑張っている若手より、何もしないおじさんの方が給与貰っているもんね。」

「大変だけど、楽しい!」

転職の先輩たちが活き活きと話してくれた姿が印象的だった

「健康になりました」

健康になるってどういうこと?」と思いましたが健康になった理由として言っていたのは

  • 毎日家で寝れる
  • 飲み会が減った
  • 食事はゆっくり食べられる
  • 出動指令からの解放

がありました。

毎日家で寝れる

「睡眠時間が少なくなったとしても毎日家のベッドで寝れるのが最高!」

仮眠時間があるとはいえ、固いベッドにペラペラ布団、集団生活でイビキの大合唱が始まれば熟睡はできないですし、夜中に出動指令がかかることもしばしば。

私も年中寝不足と戦っていました。

それに比べて、毎日家のベッドで寝れるというのは、すごく幸せを感じるそうです。

飲み会が減った

消防職員の飲み会の多さは異常です

歓送迎会に忘年会に新年会、それからそれから何かにつけて”打ち上げ”と称した【飲み会】があります。

そして隔日勤務となると、朝の仕事明けから飲みに行くこともあります。

それでも終わるのは、一般のサラリーマンの方と同じ時間になることも多いです。

頻回かつ長時間の飲み会が激減したので、体調は良いとのことです。

「5kg痩せた!」と言っていた人もいました!(飲み会のおかげ?)

食事がゆっくり食べられる

いつ出動指令がかかるかわからないので、自然と早食い習慣が身に付いています。(プライベートでも早食い癖は抜けません)

食事を味わって食べるようになり、食事の時間を楽しむようになったとのことです。

確かに!私もとにかく口の中にパクパク食べ物を入れていました!

いつの間にか”食事を楽しむ”という概念は無くなっていたことに気づきました。

出動指令からの解放

消防職員にとっては当たり前になっているかもしれませんが、退職してみると、実はかなりストレスだったということがわかるそうです!

アレが無いだけで全然違う!」と満場一致。

私も早く解放されたいなぁ。

転職した人達との食事会を終えて感じた事

一つ言えることは、消防を辞めて後悔している人は誰1人いませんでした

私自身、転職することに不安がないと言っては嘘になります。

ですが、先に退職していった人達の話を実情を聞くと少し安心できました。

上手くいけば給与も増えるかもしれないし、土日や祝日が休日になれば家族にとっても良いかもしれません。

健康的な生活を送ることもできます。

数年後、自分も活き活きとした姿を見せられるように頑張ります。

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この記事を書いた人

アラフォー消防士が15年以上勤めた消防からの退職を決意。転職リアルストーリーを発信します。妻子ありの消防パパの転職ロールモデルとなることを目標に歩みを進めていきます!「このままでいいのか?!」となんだかモヤモヤを感じている方に勇気を与えます。

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